ソクラテス(プラトン著)

ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『国家』 正義について (正義・不正の賞賛)

目、耳、そのほか多くのものには「働き」というものがある。目には物体を見るという働きがあるし、耳には音を聞くという働きがある。そのほかのものにも、それが果たすことのできる、あるいはそれだけがもっとも良く果たすことのできる「働き」がある。
ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『国家』 正義について (正義とは誰の利益か)

「正義」とは何なのか。これを知ることは、人間にとって永遠の課題であるかもしれないし、決して人間には知ることができないものなのかもしれないし、もしかしたら人間が作り出した概念に過ぎず、存在しないものなのかもしれません。
ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『ゴルギアス』 弁論術について (欲望の在り方)

「害悪さ」には優先順位があり、一番有害なのは、魂の劣悪さ(不正、放埓、無知、臆病)、次に有害なのは身体の劣悪さ(虚弱、病気、見た目の悪さ)、次に有害なのは財産の貧しさであるといいます。
ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『ゴルギアス』 弁論術について (善と快楽)

例えば、おいしいものを食べた時、人は「幸せー!」と言う思います。しかし、めんどくさいかもしれませんが、ソクラテス哲学的にいうと、これは「幸せ」なのではなく、欲を満たして「快楽」を感じているにすぎなということ。
ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『ゴルギアス』 弁論術について (美しさと醜さ)

「知識」あるいは「信じ込み」いわゆる「信念」に対応しており、理論的な根拠に基づいて行う行為を「技術」、思い込みによって、理論とは関係なくよくできた記憶を多く保存してそれを想い出しながら行う行為を「熟練」とします。
ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『ゴルギアス』 弁論術について (弁論術とは) 

この本における主な登場人物は、ソクラテス、ゴルギアス、ポロス、カルリクレスです。そして、この主な登場人物4人の「弁論術」についての論争がこの本の内容で、ざっくり分けると、「弁論術」の効能について否定的な立場のソクラテスと
ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『パイドン』 魂の不死について (イデア論による証明)

肉体の諸要素による調和によって魂が生成されるなら、肉体と同時に魂は生成するあるいは肉体が生成した後に魂が生成するため、想起説(魂は肉体に宿る以前から存在してる)は成立しなくなる。
ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『パイドン』 魂の不死について (合成物と非合成物)

「合成物」とは、生成と分解を繰り返し、恒常性・永続性が乏しく、自分の姿をすぐ変容させる種々雑多ものであり、「非合成物」とは、つねに不変的な在り方をして、自分の姿を一向に変えず同じ在り方を保つ単一・単純なものであると定義する。
ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『パイドン』 魂の不死について (想起による不死の証明)

人が「学ぶ」とは「想起」に他ならない、というのは「メノン」にも出てきたのですが、その「想起説」による「魂不死の証明」がこの著書で述べられていることです。
ソクラテス(プラトン著)

プラトン著『パイドン』 魂の不死について (生成の循環的構造)

ここから本格的に「魂の不死について」の証明が行われていきます。魂が不死・不滅であることの必然性をソクラテスは色々な視点を駆使して弁明していきます。